オッス!オラ青子(@nishiaoko)!

いや〜面白いですねドラゴンボール
しかしなんで面白いのだろうと考えたとき、我々の世界から逸した概念が存在するからなんだろうなと思います。ファンタジーですね。

そして、ドラゴンボールの世界で我々の概念とは大きく異なった部分として「死の概念」は多く関わっているのではと思います。。
そんなドラゴンボールにおける「死」の価値観を考えてみました。

ドラゴンボールと仙豆の存在

まずはドラゴンボールについて。これはほとんどの方がご存知ですね。ドラゴンボールはオレンジ色をした野球ボール大の玉で全部で7つあり、地球のいたるところへ散っているそのすべてを集めるとなんでも1つだけ願いが叶います。その願いは女子のパンティをゲットすることから死んだ人の命も蘇らせることもできるわけです。
さて変わって”仙豆(せんず)”。ドラゴンボールは一般的にも有名な代物ですが、仙豆は作品をしっかりと見ている人ではないと意外と知られていないかもしれません。こちらは見た目はそら豆ほどの普通の豆なのですが、1粒食べるだけでどんな怪我も治り、疲れもすべて吹っ飛び、軽く10日ほどは何も食べなくても平気な体にしてくれます。端的に言うとヤバイ食い物です。

ドラゴンボール界では死ぬこと=最大の恐怖ではない

「なぁ〜んだ、そんなこと!大丈夫よ、孫くんが死んだってドラゴンボールで生き返らせればいいんだから!」
作品で初代ヒロインを務める”ブルマ”は、十年来の仲間である主人公の孫悟空が死んだと聞かされ、このようなセリフを言いました。これに属した言葉はドラゴンボールの世界では多々あるケースです。
そう、先ほど書いた上記のアイテム等が存在するドラゴンボールの世界では、死の概念は最も恐れることではないのです。なぜならば、どんなに瀕死の大怪我をしても仙豆を口に放り込めば治ってしまうから。たとえ死んでしまったとしても、ドラゴンボールを集めさえすれば生き返るから。

実際に、約10年半連載し続けた漫画ドラゴンボールで1巻の初期からずっと登場し続けた主人公悟空の親友”クリリン”というキャラはなんと作中で4回も死に、また蘇っています。

ではドラゴンボール界での本当の恐怖とはなにか?

作品最多死亡数を記録するクリリンですが、彼は自身が死すことを全く恐れていないわけではありません。特に破天荒な性格が多い作中の登場キャラクターの中で慎重さが目立つタイプの彼は決して無茶をしでかすタイプではないのです。
しかし”自分が死んでもきっと仲間が生き返らせてくれる”という気持ちがあるのか、心優しい彼は仲間のために闘い、死んでいくわけです(事故的に死亡するパターンもありましたが)。

そこでふと気づくことは、ドラゴンボールの世界では「敵に負ける=死ぬ」こと。さらに、「敵に完全に負ける=仲間が皆死に、生き返りもない」こと。
「仙豆を使う=大怪我」「死=超大怪我で一回休み」なレベルであるこの世界は「よみがえり」+「それからのパワーアップ」=「勝利」が武道家たちの要となるわけです。

つまり、本当に怖いのは「よみがえりが起こらない」こと。パワーアップもなく、現世に戻ることもない。
極論、「生き返らせてくれる仲間がいない」ことが最も恐るるべきことです。

幸いにも、ドラゴンボールの世界では作中で完全に敵に負けてしまうこと(戦士が全員回帰不能な状態)はありません。(トランクスが体験した別の世界線では仲間たち全員も、ドラゴンボールさえも無くなってしまう未来が存在しましたが…)

誰か仲間が死んでも、またドラゴンボールが地球から無くなってしまっても、残った仲間たちがときには宇宙にまで行き、死んだ仲間たちを蘇らせようと、それこそ命をかけて懸命に努力をします。
その事実があるからこそ、彼らは必要に死を恐れたりはしないのかもしれません。

「よみがえり」が存在する世界での価値観

そもそも、最悪の死すら恐れないたくましい戦士の揃うドラゴンボールですが、もしドラゴンボールが無く、よみがえりも無かったら戦士たちは全滅し、主人公悟空の済む地球は呆気無く敵によって破壊へと誘われていたかもしれません。
そんなたらればを想定すると尚の事ドラゴンボールのある世界との価値観が異なるものだなと思います。死んでも最低1回は生き返られるし、多少無茶をしても大丈夫。(仲間が生き返らせてくれるのなら)
それが念頭にあるのと無いのでは、圧倒的に戦いにおける差が出てもおかしくありませんね。ドラゴンボールの世界では悪役は”絶対に”蘇らないので。
だからドラゴンボールの戦士たちは、ただただ自らの肉体の死を心配することなく、仲間のために戦うことができたのかもしれません。

それにしても、命の価値が狂ってしまうよなぁ。。。恐ろしい。でもそこが面白い。。。

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